漫画を趣味にするメリット
私はこれまでに1万冊以上の漫画を読んできました。そんな私が漫画入門編として、「漫画初心者におすすめの王道漫画」をジャンル別に紹介します。漫画を読んでいる時は漫画の世界に入り込むことができ、ONとOFFの切り替えをしやすくなります。
趣味は日頃のストレスを発散し、ONとOFFを切り替えるために重要です。是非、漫画を趣味にして切り替えをできるようになりましょう。
ジャンル別の王道漫画32選
バトル・アクション漫画
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 作者:三条陸、稲田浩司(全37巻)
王道漫画の全てのエッセンスが詰め込まれた名作。勇者「ダイ」が仲間とともに成長しながら、「大魔王」討伐を目指す物語。
モンスターに育てられ、勇者に憧れる少年「ダイ」。彼は額に紋章が光ると我を忘れ、爆発的な力を発揮する能力を持っていた。勇者「アバン」による「勇者になるための数日間の教育」を経て、魔王を倒す旅にでるダイ。なぜ「ダイ」は勇者アバンの教育を数日間しか受けなかったのか?また額に光る紋章の正体は一体!?
・ストーリー展開がスムーズかつ秀逸なため、漫画の世界に入り込める
・主人公と仲間達の精神面の成長がきれいに描かれていて、もの凄く感情移入できる(泣けます)
・大魔王の圧倒的な強さに対する絶望感がGOOD
・敵キャラ(魔王軍)も際立っており、敵キャラとの闘いに魅了される
ワンピース 作者:尾田栄一郎(103巻)※22年8月時点
史上最高峰の名作。海賊時代を舞台に体をゴムにできる能力を持つ主人公が「海賊王」を目指し、大冒険をする。バトル・感動・仲間・秀逸なストーリー・様々な伏線など、様々な観点から楽しめる。
時は大海賊時代。海賊王が残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」と「海賊王」の称号を目指し、ゴム人間「麦わらのルフィ」と「悪魔の実から特殊能力を得た海賊」」が戦いを繰り広げる。「悪魔の実」の正体、そして「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」とは果たして!?
・ストーリーと設定が綿密に練られており、伏線の張り巡らせ方、回収の仕方が上手い
・敵、味方問わずキャラクターが立っており、戦いの中に引き込まれる
・悪魔の実の能力が良く考えられており、GOOD
・キャラクターが立っているため、サイドストーリーも泣ける(当然、本編も泣ける)
・懸賞金という形で、海賊の強さがわかりやすくなっている
キングダム 作者:原泰久(65巻)※22年8月時点
中国の戦国時代を描く漫画なら、これが至高の1作。のちの秦の始皇帝となる少年「嬴政(えいせい)」と農民「信」が中華統一を目指す。
中国の春秋時代。のちの秦の始皇帝となる少年「嬴政(えいせい)」と農民「信」の出会いが歴史を動かす。中国を統一するために英知を尽くす「嬴政(えいせい)」とその右腕となるべく、最強の武将へと成長していく「信」。身分、立場の違う二人が中華統一を目指す物語の結末はどこへ向かうのか!?
・農民である「信」が成り上がっていく「下剋上」の姿、信の命を懸けた戦いに心突き動かされる
・各武将のキャラクターや過去エピソードが緻密に描かれており、武将同士の戦いから目が離せない
・戦国時代の設定なので、「負け」=「死」であるため、戦いの数だけ別れと感動がある
・中国の戦国時代の知識が身につく
ドラゴンボール 作者:鳥山明(全42巻)
鳥山先生の代表作。バトル漫画の金字塔。主人公「孫悟空」とどんな願いを叶えてくれるドラゴンボールを中心とした、バトル漫画。
圧倒的な強さを持つ少年「孫悟空」は、山奥で暮らしていたある日、少女「ブルマ」と出会う。「ブルマ」は7つ集めるとどんな願いを叶えることができる「ドラゴンボール」を探しており、「悟空」が祖父の形見としてドラゴンボールを持っていることを知る。「悟空」の強さとドラゴンボールに目を付けた「ブルマ」は「悟空」とともにドラゴンボールを集める旅に出るのであった。ドラゴンボールを巡る大冒険はどこまでも突き進む!!!
・味方の登場シーン、敵キャラの登場のさせ方など、ストーリー展開が上手くて、見入ってしまう
・バトルシーンが醍醐味で、バトルの展開・描写が最高!
・敵・味方問わず、全てのキャラクターが魅力的
・超有名作なので、続編やテレビアニメ、映画やカードなど、多くのコンテンツを楽しめる
転生したらスライムだった件 原作:伏瀬、作画:川上泰樹(21巻)※22年8月時点
数ある異世界漫画の中でもダントツでおすすめの作品。異世界に転生した最強のスライムが、異世界で自分の王国を築く物語。バトル・仲間・爽快感・異世界・ファンタジーなどの多くの要素を上手く融合させた良作です!
通り魔に刺されて死んだ主人公「三上悟」はスライムとして異世界に転生する。右も左も分からないスライムを待ち構えていたのは「最強のドラゴン」だった。なぜ、主人公はスライムとして転生したのか?そして異世界でスライムを待つものとは?
・主人公のスライムの圧倒的強く、爽快!
・主人公の人柄(スライム柄?)、強さに惹かれる。
・キャラクター毎に様々なスキルがあり、それらを使ったバトル・戦略がGOOD
・元が小説なので、絵がなくてもいいくらいに物語がわかりやすい
スポーツ漫画
SLAM DUNK 作者:井上 雄彦(全31巻)
告白99連敗中の主人公の不良「桜木花道」は、モテるために始めたバスケットに嵌り、全国を目指す。バスケを通じて変化する主人公の精神と仲間との関係性がエグイです。感動!また仲間、ライバル校のキャラ、試合展開、試合描写。何をとっても一級品。 青春、恋愛、喧嘩、スポ魂、感動、全てを兼ね備えた至高の一冊を是非!
・桜木が成長する過程のストーリー構成が上手すぎる
・ライバルとの対戦、試合描写、数多くの名言など、感動して涙が出るポイント多数
・試合描写がリアルで、躍動感が伝わってくる。感動する
・仲間・ライバルのキャラがカッコ良く、どの試合も目が離せない
タッチ 作者:あだち充(全26巻)
双子の兄「上杉達也」と弟 「上杉和也」、ヒロイン「浅倉南」は幼馴染で三角関係。「南」の夢は甲子園出場。「南」を甲子園に連れて行くのは、兄「達也」か?それとも弟「和也」か?そして3人をめぐる恋の行方は?
・幼馴染の三角関係、設定、ストーリー展開、意外性の何をとっても最高
・ライバルの「新田明男」がかっこよすぎる
・スポーツ漫画としても恋愛マンガとしても王道
・主人公とヒロインの絶妙な関係性がいい
キャプテン翼 作者:高橋陽一(全37巻)
サッカーの申し子 「大空翼」の小学校から日本代表までの成長を描くサッカー漫画の代表作。天才「大空翼」が数々の敵を倒していく姿は圧巻と爽快の一言。また大空翼とライバル達の必殺技に惹きつけられること間違いなし。 果たして、サッカーの申し子「大空翼」は世界一のサッカー選手になれるのか?そして夢であるワールドカップ制覇の行方は?
・人間離れした必殺技の数々に惹きつけられること間違いなし
・主人公「大空翼」の天才っぷり、無双っぷりに夢中になる。爽快!
・仲間・ライバル達のキャラクターに個性があり、1戦1戦に惹きつけられる
・意外な結果になる試合も多く、結果に目が離せない
MAJOR 作者:満田拓也(全78巻)
プロ野球選手の父を持つ主人公「茂野吾郎」が逆境を乗り越えていくストーリー。逆境を乗り越えることがテーマになっているため、所属するチームは基本的に弱小だが、「茂野吾郎」の情熱と才能で、弱小チームが下剋上を目指す。主人公自身は天才であるため、「主人公の無双」「弱小校の下克上」という二つの観点から爽快感を味わうことができる。 「茂野吾郎」はあらゆる逆境を乗り越え、最強の野球選手になれるのか?
・常に「挑戦者」であり続ける主人公の姿、弱小校を率いて下克上する姿が爽快
・基本的に主人公個人は強いので、爽快感がある
・小学校、中学校、高校それぞれで主人公の所属するチームの立ち位置が違うので、異なる立ち位置から主人公の活躍を楽しめる
・主人公がポジティブで元気付けられる
ハイキュー 作者:古舘春一(全45巻)
烏野高校の伝説のプレイヤー「小さな巨人」に憧れを抱く凡才主人公 「日向翔陽」と、「コート上の王様」の異名を持ちながら中学時代にチームで孤立した天才 「影山 飛雄」が古豪 烏野高校で出会う。主人公は天才と真のチームメイトになることができるのか?また天才は何故、孤立したのか?そこには天才ならではの悩みが。 凡才と天才。それぞれの課題を乗り越え、烏野高校は全国大会に駒を進めることができるのか?
・「チーム」に焦点を当てることが多く、色々なチームの青春を感じることができる
・凡才の主人公と天才の関係性、やり取りが面白い
・試合に躍動感と迫力があり、試合、世界観に引き込まれる
・メインキャラクターだけでなく、脇役にもストーリーがあり、感動する
・前向きなストーリーで、見ていてポジティブな気持ちになれる
ギャンブル漫画
アカギ〜闇に降り立った天才〜 作者:福本伸行(全36巻)
天才「赤木しげる」は中学時代から裏世界の賭博に身を置く少年。数々の裏社会の代打ちを続ける正体不明の「赤木しげる」が繰り出す、天才の閃き、イカサマ、そして・・・。痺れる展開から目が離せない。果たして「赤木しげる」は何者なのか?そして裏社会で生き続ける彼の運命は一体。
・一つのギャンブルの中にいくつもの波がある上、主人公が天才の発想過ぎて、展開がどうなるのか読めず、引き込まれる
・主人公が天才・カリスマ・クールかつ、独自の感性・死の価値観を持っており、カッコよすぎる。まさに狂気の沙汰
・アカギの考えが分からないように、相手視点で描かれることが多いのが独特でいい
・数多くの名言があり、会話に応用できる(*^-^*)
賭ケグルイ 原作・作画:河本ほむら・尚村透(15巻)※22年8月時点
資産家の子供が通うギャンブルが全ての女子学園「百花王学園」。負ければ家畜同然の扱いを受けるこの学校に謎の主人公「蛇喰夢子」が転校してくる。ギャンブルに快感を感じるイカれた主人公が次々にギャンブルを仕掛けた先にはこの学園の闇が・・・。果たして、主人公の目的とは?またこの学園は何のために建てられたのか?
・主人公の「イカれっぷり」と「強さ」が突き抜けていて、爽快
・多種多様なギャンブルで戦うため、飽きない。またルールを理解するのが楽しい
・絵が上手く、出てくる女性も綺麗に描かれている
・スピンオフ作品も多く、それぞれのキャラクターの視点からも楽しめる
トモダチゲーム 原作・作画:山口ミコト・佐藤友生(20巻)※22年8月時点
主人公「片切雄一」は親の教えで何よりも友達を大切にする男子高校生。ある日、修学旅行費が何者かに盗まれたことをきっかけに友人と共に、友情を確かめる「トモダチゲーム」に参加することとなる。そこで友情の真の姿を知った「雄一」は果たしてどうするのか・・・?
・ダークな設定、秀逸なストーリー展開など、惹きつけられる要素が盛りだくさん
・ゲームの種類が多いため、様々な展開を楽しむことができる
・意外な展開もあり、驚きを持って読める
・絵がきれいなため、読みやすい
LIAR GAME 作者甲斐谷忍(全19巻)
「馬鹿正直のなお」と呼ばれる主人公「神崎直」のもとに、「LIAR GAME事務局」から現金1億円が届く。意図せず参加表明をしてしまった「直」は嘘で騙し、金を奪い合う「LIAR GAME」に参加することになる。「LIAR GAME」に怯えながらも馬鹿正直を突き通そうとする「直」だが、騙されて多額の負債を抱えてしまう。そんな「直」が助けを求めたのは、「直」とは対極に位置する「天才詐欺師 秋山深一」であった。果たして「馬鹿正直のなお」は負債を取り戻し、「LIAR GAME」から抜け出すことはできるのか?また「LIAR GAME」の目的とは?
・「LIAR GAME」を題材に人間の本質を上手く描いていて、引き込まれる
・多種多様なゲームで競うため、新鮮な気持ちで見ることができる
・正直者の主人公と天才詐欺師のコンビの構図が絶妙
・最後まで展開がわからないため、ワクワクしながら読むことができる
今際の国のアリス 作者:麻生羽呂(全20巻)
平凡な高校生主人公「有栖良平」は退屈な日々にうんざりしていた。そんなある日、友人と遊んでいた「有栖」の上空に突然花火が打ちあがり、記憶を失う。目が覚めると「げぇむ」と呼ばれる命を懸けたギャンブルに巻き込まれていた。命を懸けた様々なゲームに巻き込まれ続けるスリリングな日々。果たして、「げぇむ」とは何なのか?そしてなぜ「有栖」達は選ばれたのか?意味も分からない中で「有栖」達は命がけの「げぇむ」に身を投じる。
・「げぇむ」で戦う人間の心理描写が上手いため、漫画の世界に引き込まれる
・多種多様な命がけの「げぇむ」があるため、毎回新鮮な気持ちでゲーム自体も勝敗も楽しめる
・「げぇむ」は♥♠♦♧の1-13まであり、それぞれの記号・数字に意味がある( ^)o(^ )という設定がGOOD!!
・プレイヤーそれぞれの「生きる意味」が描かれており、感情移入しやすい
SF漫画
アイアムアヒーロー 作者:花沢健吾(全22巻)
・設定は一般的なゾンビ漫画だが、設定に謎が多く引き込まれる、主人公が凡庸、ゾンビの描写が上手い、など多くの要素に優れ、引き込まれるストーリー
・グロイけど、なぜかスラスラ読めてしまう(苦手な人でも読みやすい)。グロイのが好きな人には当然おすすめ
・主人公や主人公の周りのキャラクターの心理描写が上手く、引き込まれる
・意外な展開が多く、魅力的
進撃の巨人 作者:諫山創(全34巻)
巨人により滅亡の危機に追い込まれた人類。人類は種を存続するために、壁に囲まれた街を作り、100年の間ひっそりと暮らしていた。しかし、ある時超大型の巨人が現れ、人類を守っていた壁が崩壊する。巨人に殺され、食べられる人々。それを見た主人公「エレン」がとる行動とは?また人類は巨人うごめく世界で種を存続できるのか?
・巨人に蹂躙される人類という設定が斬新。ダークSF漫画の代表作
・描写がリアルなため、人類の絶望感をリアルに感じることができ、世界観に引きずり込まれる
・謎が多い一方で、伏線を回収するのが上手く、納得しながら読める
・グロい描写も多いが、読みやすい
寄生獣 作者:岩明均(全10巻)
・ストーリー展開が早く、サクサク読み進めることができる
・「ミギー」と主人公の共同生活の過程における心情、関係性の変化が上手く描かれている
・グロイけど、なぜかスラスラ読めてしまう(苦手な人でも読みやすい)。グロイのが好きな人には当然おすすめ
・10巻とちょうどいい長さで読みやすい
DEATH NOTE 原作・作画:大場つぐみ・小畑健(全12巻)
・ストーリーが緻密で完璧。伏線に次ぐ伏線もしっかりと回収してくれる
・主人公とライバルの心理戦、知力戦が非常に緻密に考えられており、漫画の世界に入り込める
・絵がきれい、心理描写も上手い。全12巻と大作のわりに短く、読みやすい
・終わり方も個人的にはGOOD
GANTZ 作者:奥浩哉(全37巻)
・設定が非常に秀逸かつ不思議なため、話に引き込まれる
・グロテスクなシーンもあるが、絵がきれいなため、グロが中心の漫画よりも読みやすい
・「GANTZ」の謎を小出しに明らかにしてくれるため、謎を持ちながらもスッキリ読み終えられる
・「死」と隣合わせの戦闘、誰が死ぬかわからないストーリー展開に惹きつけられる
ギャグ漫画
世紀末リーダー伝たけし 原作:島袋光年(全24巻)
周りから「リーダー的存在」と呼ばれていた父の背中を見て育った「たけし」だが、父は喧嘩の仲裁で命を落としてしまう。無き父の後を追い「リーダー的存在」になった「たけし」と仲間たちのハチャメチャな日常、他の「リーダー」との熾烈な争い、「ボス的存在」との競い合いなど、ハチャメチャギャグバトル漫画から目が離せない。
・基本的に「たけし」と友人の日常を描いたハッチャけギャグ漫画。とても笑える
・シリアスなバトル回はバトル漫画として、純粋に楽しめる
・バトル回はストーリーと設定が良く練られていて、引き込まれる
・他のリーダーたちはギャグタッチではなく、バトル漫画の画風になっており、ギャップが面白い
ボボボーボ・ボーボボ 作者:澤井啓夫(全28巻)
世界から毛を撲滅することを目的とした組織「マルハーゲ帝国」に支配された地球。「マルハーゲ帝国」を撃ち滅ぼすべく、鼻毛を自在に操る主人公「ボボボーボ・ボーボボ」が立ち上がる。ギャグに型がなく、バトルもギャグテイストで面白い作品。なんでもあり。
・とにかくハッチャケ。でも笑える。心が軽くなる一冊
・ギャグ要素が多くシリアスな展開ではないが、バトル漫画としても楽しめる
・絵でのボケもあり、絵も楽しめる
・ハチャメチャに見えて、ストーリーがしっかりしているため、面白い
アフロ田中 作者:のりつけ雅春(60巻)※22年8月時点
アフロヘアーの「田中」は、日常の中で人生このままでいいのか?、女の子にモテたい、自分しかできないことがあるのではなど、様々な葛藤を抱えて生きていた。そんな田中と周囲の人の日常と成長を「高校アフロ田中」→「中退アフロ田中」→「上京アフロ田中」→「さすらいアフロ田中」→「しあわせアフロ田中」→「結婚アフロ田中」で描く。田中の葛藤がしょうもないけど男性が抱えたことがあるであろうものを描いている。
・基本的に、モテない男たちの日常を描いているので、ストレスなく笑って読める
・友人との意味もない、グダグダしたくだりが青春時代を思い出させてくれる
・田中の悩みは男性が共感できるものばかりで、楽しめる
・高校アフロ田中→中退アフロ田中→上京アフロ田中→さすらいアフロ田中→しあわせアフロ田中→結婚アフロ田中と10巻ずつ区切って名前と状況が変わるため、話がダラダラならない
日常・学園漫画
からかい上手の高木さん 作者:山本崇一郎(18巻)※22年8月時点
中学のクラスメートの「西片」と「高木さん」。「高木さん」が「西片」をからかい、「西片」が抵抗する様子を描いた甘酸っぱい恋愛学園漫画。互いが互いを意識し合っているのが垣間見える中で、じゃれ合う二人の姿が中学の青春を思い出させてくれます。
・青春時代を思い出させてくれる甘酸っぱい作品
・ヒロインの完成度が高く、惹きつけれらる
・1話完結の短編が多いため、サクサクと読み進められる
・中学生の日常を楽な気持ちで読むことができる
BEASTERS 作者:板垣巴留(全22巻)
動物達の通う「チェリートン学園」。その学園では肉食獣も草食獣も仲良く暮らしていた・・・かに思えたが、ある日草食獣のアルパカが何者かに食い殺されてしまう。この世界の禁忌を犯したことで、学園の肉食獣と草食獣の間に軋轢が入る。軋轢の入った学園の中で起こる出来事、草食獣・肉食獣の心情を主人公のオオカミ「レゴシ」を中心として描く。果たして肉食獣と草食獣の軋轢は学園内だけの話なのか?それとも・・・。
・動物学園のほんわかストーリーではなく、種族を超えた共生について、考えさせられる
・かといって重いストーリーではなく、学園漫画の「友情」「恋愛」などの要素もあり、バランスがいい
・バトル要素もあり、色々な観点から楽しむことができる
古見さんは、コミュ症です 作者:オダトモヒト(26巻)※22年8月時点
「古見硝子」は話すことが苦手な美少女高校生。でもそんな彼女の夢は友達を100人作ること。彼女の初めての友達となり、「古見さん」の夢を知った平凡なクラスメート「只野仁人」は「古見さん」の夢を応援することに。二人で夢を叶える中での「古見さん」のクラスでの立ち位置の変化、二人の関係性の変化に注目です。
・しゃべらないヒロインと平凡な主人公で成り立つストーリーが斬新
・クラスメートが特徴的で、ギャグ要素もあり、楽しめる
・古見さんの美少女っぷりがGOOD
・古見さんは話さないのに、その心情を顔や描写で表せる技術がすごい
その他ジャンルの漫画
名探偵コナン 作者:青山剛昌(101巻)※22年8月時点
謎の組織の怪しげな取引現場に夢中になっていた天才高校生探偵が、薬によって小さくされてしまう。見た目は子供、頭脳は大人となった名探偵が、謎の組織の正体と自身の体を元に戻す方法を探る。
迷宮入り事件なしの高校生探偵「工藤新一」は、黒ずくめの服を着た謎の組織の取引現場の観察に夢中になっている間に襲われ、薬によって体を小さくされてしまう。幼馴染で同級生の「毛利蘭」の家で居候することになった「新一」は、正体を明かさず、「江戸川コナン」として生きることを選ぶ。自身の体を元に戻すべく、謎の組織の正体に迫るが、その組織は・・・。
・主人公の天才的な推理力が爽快
・まさかの展開も多く、漫画に世界に惹きつけられる
・個性的な見方、敵キャラが非常に多く、サイドストーリーだけでも物凄く楽しめる
・メインではないが、恋愛模様も描かれており、多方面から楽しめる
ヒカルの碁 原作・作画:ほったゆみ・小畑建(全22巻)
ある種SFとスポーツ漫画が融合した作品。王道といっていい漫画で、読んだことない人は読むべき作品。主人公の少年が、平安時代の天才囲碁棋士の霊に憑りつかれたことをきっかけに、囲碁の世界にハマっていく。
主人公「進藤ヒカル」が祖父の家で見つけた碁盤。その碁盤に触れたことで、「ヒカル」は平安時代の天才囲碁棋士で不運の死を遂げ「藤原佐為」に憑りつかれてしまう。嫌々ながら「佐為」に体を貸し、彼の悲願である「神の一手」を極めようとする「ヒカル」であったが、徐々に囲碁の世界に引き込まれていく。果たして、二人は「神の一手」を極めることができるのか?
・ストーリーの設定や展開が秀逸、絵が綺麗、感動も多いため、どんどん読み進められる
・キャラクターが立っているため、一戦一戦から目を離せない
・囲碁がわからなくても全く問題なし
・真剣勝負の世界の厳しさ、臨場感が描かれており、世界観に入り込める。
ちはやふる 作者:末次由紀(全50巻)
競技かるたの熱気、学園生活、青春、友情、恋愛と多くの要素が上手く融合した競技かるた漫画。主人公が競技かるたと出会い、チームメイトとの絆や挫折を味わいながら、全国制覇を目指す。
小学生時代、主人公「綾瀬千早」とその友人の「真島太一」は、転校生で「綿谷新」から競技かるたを教わる。競技かるたで日本一を目指す「新」の熱意に当てられ、競技かるたにハマった2人は「新」とチームを組み、大会に出場するのであった。大会出場後、中学でバラバラになった3人であったが、高校進学とともに3人の歯車が再び・・・。
・スポーツ漫画のような熱気、青春、友情、恋愛と多くの要素が上手く融合された良作
・高校生の青春(挫折、友情、チーム、恋愛など)を味わえる
・恋愛漫画としての展開も上手い
・絵がきれいなため、読みやすい
食戟のソーマ 原作・作者:附田祐斗・佐伯俊(全36巻)
父親の経営する定食屋で、幼いころから腕を磨いてきた主人公「幸平創真」。ある日、父親から「定食屋を休業するため、高校で料理の腕を磨いて来い」と言われ、呆気にとられながら高校に入学する。しかし、父親から紹介された高校は卒業率10%の日本屈指の料理学校だった。定食屋で磨いた腕を武器に鼻につくエリート達を倒し、「創真」はこの学校を卒業することができるのか?
・「食戟」を取り入れることで、料理でバトルするという珍しい設定を実現している
・ライバルや仲間のキャラが立っているため、どの食戟も見ていて飽きない
・最初から絵がきれいであり、非常に読みやすい
・おいしいものを食べた後に服がはだけるという、若干のエロ要素も取り入れている
遊☆戯☆王 作者:高橋和希(全38巻)
古代エジプトの「千年パズル」の力で闇の人格に目覚めた主人公が、闇のゲームで敵を倒しながら、闇人格の過去を探る物語。有名な「遊戯王カード」の他、様々なゲームの対戦が描かれる作品。
祖父がゲームショップを経営する「武藤遊戯」は、ゲームが好きないじめられっ子高校生。ある時、祖父からもらった古代エジプトの「千年パズル」を完成させ、その瞬間、闇の人格が芽生える。「闇遊戯」はゲーム敗者者に罰を与えることができる闇のゲームを駆使し、敵と戦いながら、自分の過去を探っていく。果たして闇遊戯は敵なのか?味方なのか?またその正体とは?
・ゲームの内容も面白く、ストーリーも楽しめるため、GOOD
・超人気カードゲーム「遊戯王カード」を楽しむことができる。カードゲームの勝負の展開に手に汗握る
・まさかの勝敗も多く、最後まで勝負から目を離せない
・仲間、敵キャラクターがともに立っており、対戦に引き込まれる
宇宙兄弟 作者:小山宙哉(41巻)※22年8月時点
少年時代にUFOを目撃した兄「南波六太」と弟「日々人」は一緒に宇宙飛行士になることを約束する。数年後、日本人初の月面滞在クルーに選ばれた弟が夢を叶えようとしている一方で、兄は会社をクビになっていた。そんな兄の元に突然、宇宙航空研究開発機構JAXAから宇宙飛行士試験の書類審査合格通知が届く。弟の計らいと知りながら、これを最後のチャンスと捉えた兄ははるか先を行く弟を追いかけ、もう一度宇宙飛行士の夢に向けた走り出す決意をするが・・・。果たして、兄は弟と肩を並べ、ともに夢を叶えることができるのか?
・夢を諦めないこと姿勢から、少年時代に感じていた大切なことを思い出させてくれる
・兄弟愛や家族愛を強く感じることができる作品
・宇宙飛行士になることの過酷さをリアルに描いている
・登場人物一人一人の描写がしっかりしている
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